レントゲンで「この骨のズレが痛みの原因だ」「この変形が痛みの原因だ」など言われた方が多いと思います。
しかし、日本の病院では骨のズレや変形を手術以外で取り除く方法がありません。

重度のすべり症・ヘルニア・狭窄症であれば手術も視野に考えますが、それ以外では手術の対象外で、湿布・塗り薬・痛み止め・リリカなど・ブロック注射・マッサージ・電気療法・ストレッチが主な治療となります。

仙腸関節部のズレや内科的疾患からも腰痛の原因となり、結果腰部が歪みズレた様に見えます。
腰や仙腸関節部のズレは、臀部・坐骨部・股関節・脚に痛みやシビレ感が出る場合があります。
幾ら痛みがある部位を揉んでも電気を掛けても変りません。
原因箇所を検査で検出し正確に矯正すれば自然に改善します。

当院では腰だけでは無く身体全体から原因を探し、現在の痛み・重さ・違和感・張りなどにアプローチし、再発し難い身体作りのお手伝いをします。

ぎっくり腰（急性腰痛症）・慢性腰痛症・仙腸関節痛・腰部椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・腰椎すべり症・椎間関節症等が適用となります。

痛み止め・神経の薬（ビタミンB12・リリカなど）・筋弛緩剤の服用、症状が酷い場合はブロック注射を行い痛みを緩和させ様子をみます。

ヘルニアや狭窄症による馬尾神経の圧迫の度合いや排尿・排便の障害で手術の対象となります。

椎間板・骨の変形・腰や骨盤のズレ・筋力低下・感覚の鈍麻等を詳しく検査し施術を行います。

※施術により、痛みが先に無くなる・シビレの部位が狭まるなど、人により改善には個人差があります。

レントゲンで骨に問題が無いかを確認し、腎臓などの内科的疾患が無ければ、冷湿布・痛み止め・コルセットを処方します。
症状が酷い場合はブロック注射を行います。
シビレを伴う場合はMRIで椎間板と馬尾神経の状態を確認します。

急性腰痛には主に「椎間板が由来のもの」「仙腸関節が由来のもの」「筋肉と筋膜が由来のもの」に分類されます。

椎間板が由来のもの
椎間板が損傷している状態は腰の痛みが酷く、座位や歩行時にも痛みが有ります。腰が曲がった状態や真っすぐの状態から動かせない場合が有ります。特に痛みが酷い時は寝た状態から動けない場合が有ります。
椎間板損傷が原因でお尻や足に痛みやシビレが出現する場合があります。
※椎間板の損傷度合いで痛みや症状には個人差があります。

検査により椎間板損傷が確認された場合「ポンプテクニック」と言う施術法を用い、椎間板の早期回復と痛みを軽減させます。
椎間板がある程度回復し炎症が落ち着いた後に通常の施術を行います。
これにより、残存している症状の改善だけでは無く、ぎっくり腰の再発を防ぎます。

施術により早い段階で痛みが消失しますが、椎間板がある程度回復するまでに約3週間掛かると言われています。
痛みが無くても無理をすると、ぎっくり腰が再発する可能性があるので、日常生活のアドバイスも併せて行います。

仙腸関節が由来のもの
仙腸関節を構成する仙骨と腸骨のサブラクセーションや周辺の靭帯損傷（主に前・後仙腸靭帯）が原因で起こります。
動作の動き始めや長時間の同じ姿勢で痛みが出る場合があります。
※骨のズレ方で鼡径部・股関節部・お尻・坐骨部に痛みが併発する可能性があります。

検査で仙腸関節のズレを確認し矯正を行います。

筋・筋膜性腰痛症
筋肉と、筋肉を覆う膜の部分を損傷している状態です。
ある一定の動きをすると痛みが出現します。

検査により筋肉や筋膜に損傷が認められ、椎骨や骨盤部にズレが無い場合は施術を行わず、安静にして頂く事で徐々に回復し改善します。

※椎間板損傷が原因の場合、コルセットの使用で痛みの緩和と動きが楽になりますが、長期間の使用で身体の動かし方が変わり、他の場所に痛みや張りなどが出現する場合が有ります。
仙腸関節や筋・筋膜由来の場合、コルセットを使用しても改善が見られ無い場合があります。

痛み止めと神経の働きを良くする薬を服用し様子をみます。
痛みが強い場合は神経根ブロック注射を行い痛みを緩和させ様子をみます。
ヘルニア部分の状態や排尿・排便障害で手術の適用となります。

足の筋力低下・皮膚感覚の鈍化・身体の反射・足の上がり具合などの検査を行い問題の原因を箇所を導き出します。
病院でレントゲン・MRIを撮りお手持ちの方はお見せ下さい。

急性期は、ぎっくり腰の椎間板損傷と同じ「ポンプテクニック」を行い、椎間板の早期回復と痛み・シビレ・筋力低下の改善を行います。
椎間板の炎症消失が確認出来れば、問題の箇所に直接アプローチを行います。
施術後に再度検査を行い施術前との比較します。

痛み止めや神経の働きを良くする薬の服用、リハビリで患部を温めマイクロ波・電療・マッサージ・ストレッチを行い、手術適用以外は様子をみます。
骨の棘・潰れた椎間板・厚くなった黄色靭帯が馬尾神経の圧迫は状況により手術を行います。

検査時に痛み・シビレが出ない向き・動かし難い方向などを確認します。
病院でレントゲン・MRIを撮りお手持ちの方はお見せ下さい。

神経の当たる箇所を特定し、拡げる様に（神経に当たらない様に）アプローチを行います。
※痛みのある神経に触れない様に施術を行う為痛みは御座いません