外見では判断出来ませんが、レントゲンを撮ると重篤な問題が潜んでるかもしれません。
今回のブログでは、それら一部をレントゲンで紹介します。
【胸郭出口症候群】
神経や血管が通る所(筋肉や骨など)で、圧迫される事で腕や手にシビレ感や痛み、脱力や冷感などの症状が現れます。
胸郭出口症候群の名称は総称で、圧迫を受ける部位で傷病名が細分化されます。
1.首の筋肉の間(前斜角筋と後斜角筋の間):斜角筋症候群
2.鎖骨と肋骨の間:肋鎖症候群
3.胸の筋肉の下(小胸筋の緊張による圧迫):過外転症候群 (小胸筋の伸長による圧迫):小胸筋症候群
4.頚椎の骨:頚肋症候群(頚椎横突起が奇形で長い所(肋骨化)が神経に当たる)

上の写真は頚椎側面像です。
第5と第6頚椎の前面が潰れていますので、普段からそこに負担が掛かっている事が分かります。
下の写真は側面像のレントゲン分析となります。


上下の写真は正面像です


上下は胸椎正面像です

写真の患者様は、手のシビレと肩こりのお悩みでご来院されました。
当院に来られる前に、医師に「胸郭出口症候群」と診断されておりました。
頚を振り向いた状態で少し後ろに倒す事で、手のシビレが誘発されました。又、腕を上方に伸ばした際にもシビレが誘発された事から、胸郭出口症候群の中で、斜角筋症候群と過外転症候群であると思われました。
レントゲンを基に矯正を行い、一度目の施術から症状が軽減され、数回の施術で改善されました。
当院は、レントゲンを確認をする事で、安全に問題の箇所にアプローチをする事が出来ましたが、
もし、レントゲンの確認もせず、施術をされたら恐ろしいと思いませんか?
※上記症病名は、医師が診断されたものです。
カイロプラクティックは施術前にレントゲンを確認します
何処を施術するのか?
何処を触ってはいけないのか?
安全と危険を詳しく確認します。
※当院は、カイロプラクティックの施術箇所の把握と、安全確認の為にレントゲンを見ているのであり、症状やレントゲンから診断する医療行為は行いません。
※掲載されているレントゲンは、本人の許可を得ております。許可無く無断での使用はお断りします。
下記傷病名をクリックするとページに移動する事が出来ます。
【腰椎すべり症】
【腰椎分離すべり症】
【腰椎椎間板ヘルニア】
【頚椎椎間板ヘルニア】
【腰部脊柱管狭窄症】
【胸郭出口症候群】
【二分脊椎】
【変形性腰椎症】
【ベルトロッティ症候群】
【変形性股関節症】
【変形性膝関節症】
【腹部大動脈瘤】
【石灰沈着症】
【結石】