外見では判断出来ませんが、レントゲンを撮ると重篤な問題が潜んでるかもしれません。
今回のブログでは、それら一部をレントゲンで紹介します。
【腰椎椎間板ヘルニア】
背骨と背骨の間にあるクッション(椎間板)が飛び出し、神経を圧迫することで腰痛や足の痛み・シビレ・麻痺・筋力低下などを引き起こします。
病院では神経症状の進行度や、日常生活の支障具合で手術を検討します。特に、下肢麻痺や排便・排尿障害などで手術が選択されます。

上のMRI写真の赤矢印部分、第5腰椎と仙骨間でヘルニアが確認出来ます。

上のレントゲン写真は、MRIの写真と同じ方です。
腰椎の前弯カーブは、MRI機械のベッドに寝た状態の撮影のため異なります。
下の写真がカイロプラクティックで分析した状態です。

第5腰椎と仙骨の椎間板のスペースが他と比べかなり狭くなっております。
カイロプラクティックではこのレベルをD5(Disc)と呼びます。D5の椎間板スペースは、サブラクセーションが10~15年間放置された状態です。椎間孔も他と比べだいぶ小さくなっております。
第3腰椎と第4腰椎間も次に狭く、D4レベルでサブラクセーションが5~10年間放置され、椎間板が薄くなり椎体全面下部に大きな骨棘が形成されています。
腰椎の後ろに伸びた線が収斂している事から、腰椎にヘルニアは存在していますが、腰椎の整列は綺麗である事が分かります。
腰仙角(ファーガソン アングル)は35°~42°が正常範囲なので、38°は正常と言えます。

上は正面像のレントゲン分析写真です。
閉鎖孔・転子窩・骨盤腔に左右差が確認出来ます。
この方は40代の男性で、腰の痛みとお尻の痛み、足のシビレと痛みで来院されました。
当院に来られるまでに、様々な治療を受けてきたそうです。
各種検査とレントゲン写真から骨盤部に問題がみられた為、骨盤の矯正を行いました。
数回の施術で症状が全て改善し、現在は再発防止と健康増進の為、定期的にカイロプラクティックを受けられ、趣味のゴルフや旅行を楽しんでおります。
この様にカイロプラクティックは、病院と違った観点から、お悩みの根本原因を探し施術を行います。
※上記症病名は、医師が診断されたものです。
※ページ下の傷病名をクリックすると他を見る事が出来ます。
もしレントゲンを確認をせず、施術したら恐ろしいと思いませんか?
カイロプラクティックは、施術前にレントゲンを確認します。
何処を施術するのか?
何処を触ってはいけないのか?
安全と危険を詳しく確認します。
※当院は、カイロプラクティックの施術箇所の把握と、安全確認の為にレントゲンを見ているのであり、症状やレントゲンから診断する医療行為は行いません。
※掲載されているレントゲンは、本人の許可を得ております。許可無く無断での使用はお断りします。
下記傷病名をクリックするとページに移動する事が出来ます。
【腰椎すべり症】
【腰椎分離すべり症】
【腰椎椎間板ヘルニア】
【頚椎椎間板ヘルニア】
【腰部脊柱管狭窄症】
【胸郭出口症候群】
【二分脊椎】
【変形性腰椎症】
【ベルトロッティ症候群】
【変形性股関節症】
【変形性膝関節症】
【腹部大動脈瘤】
【石灰沈着症】
【結石】